約 6,940,007 件
https://w.atwiki.jp/night2ndandante/pages/194.html
たっ、大変失礼しましたー!! -お調子者の兵士- パーソナルデータ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像のURLを入力。サイズは自動調整されます) 名前 トム 属性 火 / 地 一人称 私 種族 人間 性別 男性 年齢 47歳 ワークス ロンギヌス 身長 171cm 体重 71kg 瞳の色 黒色 髪の色 黒色 肌の色 肌色 ウィザードクラス 魔剣使い スタイルクラス アタッカー 戦闘スタイル 剣士 第一サブクラス - 第二サブクラス - 第三サブクラス - 概要 ロンギヌス所属の兵士。 突如『花畑』に現れたウィルを排除するべく結成された軍団を率いていたことから、 兵士として指揮官クラスの立場である事が伺える。 性格は人懐っこく、誰にでも好かれるお調子者。 ウィルが白い月のメンバーと判明するや否やこれまでの高圧的な態度を一変。 手の平を返した様に下手に出る。 アイルーン幼少時代の禁断の秘密をウィルに漏らしてしまい、無慈悲な制裁を受ける。
https://w.atwiki.jp/night2ndandante/pages/107.html
いいオトコ発見! パーソナルデータ 名前:弓村燐 第一属性火 第二属性冥 種族 人間 性別 オカマ 年齢 18歳 ワークス 輝明学園学生 身長 173cm 体重 58kg 目の色 黒 髪の色 黒 肌の色 白 ウィザードクラス 箒騎士 スタイルクラス アタッカー 戦闘スタイル BF(ブルームファイティング) 概要 輝明学園の学生ウィザードにしてメイガスブレードのエース。 自他ともに認めるオカマで、相性は「燐ねぇ(ちゃん)」 頼りがいのある男も好きだが、「母性本能がくすぐられちゃう」らしいので年下もイケる。 とにかくいい男が居れば近づこうとするが、無理に接近しようとはしないので嫌がられることは少ない。学園一の女子力の持ち主と言われており、ニトロが女子力スカウターで彼の女子力を解析しようとしたらスカウターが爆発した。ニトロの設計がおかしかったのか、本当に女子力が測定不能なほど高かったのかはわからないが、ほとんどの生徒が「まあ爆発してもおかしくない」と思っている。二重の意味で。 今のところ気になっているのは流血がセクシーな同学年の忍者と袴姿が神秘的な後輩の陰陽師とミステリアスな雰囲気の黒髪後輩美少年とミステリアス過ぎてクレイジーな同級生と……ぶっちゃけ男性PC、NPCは全員射程圏内である。 男女両方から愛されるキャラで、自然と人を惹きつける不思議な魅力を持っている。女性のような気配りや優しさと、女らしくも時折見せる頼りがいのある姿がそうさせるのかもしれない。 ちなみに同じような特徴を持つヴァイオラ・ゲルナードはオネェ口調だがノンケである。 それに対して燐はガチである。 戦闘 普段の素行からは想像もつかないが、メイガスブレードのエースライダーで絶滅社就職の内定が決まっている。機動力を活かしたスピーディな戦いを得意とし、魔法を駆使しながら縦横無尽に戦場をかける戦漢女(おとめ) 武装・魔装 《ランドグリーズ》 種別:箒 信頼している後輩のメカニック少女に設計を頼んだ彼専用の箒。 高い機動力と攻撃力、豊富なオプションを備えており、繊細な感性を持つ燐が操ることで真価を発揮する。 《アサルトプロミネンス》 種別:攻撃魔装 術者の周囲に超高温のプラズマを発生させる魔装。プラズマをそのまま攻撃に乗せてパンプアップを施すことができる。 使用魔法・特殊能力など 《オプシディアンエッジ》 種別:付与魔法 黒い魔力をランドグリーズに通し、オーラによる射程延長と攻撃力上昇を兼ねた箒強化魔法。 「綺麗な花にはトゲがあるのよ」 《BFレイジングアサルト》 種別:BF(ブルームファイティング) 箒に搭乗して縦横無尽に空を駆けて攻撃する殲滅戦法。限界を超えてマニューバを加速させることで威力を増加させることができる。 「張り切ってイクわよ!」 《BFオフェンシブフライト》 種別:BF(ブルームファイティング) 防御を捨て、攻撃に特化した位置取りと飛行法を行うテクニック。機動力を駆使して弱点を突く。 「大事な所がガラ空きよ!」 《スカイハイ》 種別:ライドテクニック 高所という利点を生かし、攻撃力を上昇させる特殊能力。空中こそ燐の本領であり、上昇するのは攻撃力だけにとどまらない。 「ふふっ、いい眺めだわ」 《アドリブテクニック》 種別:ライドテクニック アクシデントにも冷静に対処できるテクニックを持っていることを現す特殊能力。 エースに失敗は許されないのだ。 「あたしは!大空の女優よ!フォォォォォォォォ!!!」 《クイーンオブスカイ》 種別:ライドテクニック 機会を伺い、即座に箒による飛行移動を行うテクニック。多くの訓練を積み、戦場を駆け抜けてきた燐は、常に最適な位置取りを行うことができる。 「ほーら、捕まえてご覧なさーい。うふふふ♪」 称号 ブルームライダー 箒に跨り、大空を自在に駆け上がる戦士。エースと呼ばれる者はどんな不可能も可能にしてしまうのだ。 オネェ 男が男を好きになったっていいじゃない。オカマと呼ばれても怒らない。だって本当のことだもの。 でもオカマ野郎と呼ばれるのだけは許せないわ。 女子力53万 馬鹿な……まだまだ上がり続けるだと……!?実際、料理洗濯裁縫などの家事は得意中の得意。 ファッションのセンスもグッド。細かい気配りやさり気ない優しさも忘れない。これで本当の女の子だったらチート級の化物になっていただろう。
https://w.atwiki.jp/night2ndandante/pages/116.html
拙者の剣技、受けてみるがよかろう パーソナルデータ 名前:劉閃 第一属性火 第二属性天 種族 仙人 性別 男性 年齢 28歳(見た目) ワークス 風来坊 身長 181cm 体重 68kg 目の色 黄 髪の色 黒 肌の色 肌色 ウィザードクラス 仙人 スタイルクラス アタッカー 戦闘スタイル 二刀仙術 概要 古風な喋り方が特徴の、各地を放浪する風来坊のウィザード。百年以上に渡って剣と仙術の修行をしている武闘派仙人。フラッと現れてはその街で起きている侵魔・冥魔絡みの事件を解決している。 義と礼儀を重んじる一方で女性に対する免疫が弱いウブな一面を持っており、手を握られただけで鼻血が出る。 女性が嫌いなわけではなく、むしろ好きらしい。 そして下戸で酒乱の癖がある。ビール一杯で普段のキャラが崩壊する。酔っている間のことは全く覚えていないのでタチが悪い。 戦闘 箒とほぼ同質の性能を持った宝貝(パオペエ)「タンロン」と、邪気を払う聖なる魔力で構成された光の武具の二刀流戦闘術に、修行で体得した仙術を複合させた魔法戦士タイプの戦いを得意とする。 攻撃だけでなく仙術によるアレンジを施した治癒魔法も得意。 武装・魔装 《タンロン》 種別:宝貝(パオペエ) 箒と同等の性能を持つ劉閃の宝貝。仙術によって魔力を纏った斬撃を繰り出すことができる。 《フォトンウェポン》 種別:魔法武具 光の魔法で構成した武具。重量がほとんどないため、タンロンと同時に装備することができる。 自由な形に錬成できるが、近接武器のみに限られる。 《仙衣》 種別:宝貝 魔力が込められた男性用チャイナ服風の衣装。装備することで、飛行移動と仙術をより効率的に発動することができる。 使用魔法・特殊能力など 《導引口訣》 種別:仙術 短い文言を唱えることで気の流れを素早く整え、強力な術を行使する仙人の基本スキル。 攻撃や魔法に幅広く活用できる。 「剣ヲ以テ悪鬼ヲ穿ツ」 《神仙絶技》 種別:仙術 天地に満ちる気をタンロンに集めて放つ広範囲攻撃。 「万物不当ノ気ヲ振ルワン」 《太極図》 種別:仙術奥義 森羅万象の全てを一時的にコントロールし、空間と時間、因果を歪める仙術の奥義。 「世ノ理ヲ我ガ下ニ下ス」 《波動疾走》 種別:仙術 特殊な呼吸法で練った気を打ち込み、冥魔を浄化滅却する聖なる一撃。 「穢れよ、滅するが良い!」 封神榜 種別:仙術奥義 アカシックレコードにアクセスし、魂と肉体を分離させるほどの一撃を放つ仙術の奥義。 「その悪しき魂、拙者が天に送り届けてしんぜよう!」 絶陣絶技 種別:仙術奥義 絶大な気を収束させたタンロンを地面に突き刺して陣を展開し、そこから無数の武具を放って敵を殲滅する仙術の奥義。 「肉の一片すら残さん!」 称号 仙人 長く厳しい修行によって、天地自然の気の流れを操る力を得た神秘の戦士。 剣仙 剣をはじめとした武器に宿る気を自在に操り、人の世を乱す不埒な輩を切り伏せる仙人である。 草食系 イマドキ流行りのオトコのコ。こういう男が好みの女性も多いとかそうじゃないとか。 絡み酒 酔うと非常に鬱陶しいし口調も崩れる。こっちの方が本性なのではないかと言われたりもする。
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/432.html
18-483 さたすぺ!クロス 19-126 仮面ライダー ディケイド 19-140 思いつきのディケイドネタ 19-141 映画「超・電王&ディケイド」 23-196 けいおん! 他 23-214 仮面ライダー ディケイド 24-46 年上の先生 24-113 毒×恋 24-791 季節ネタ(お盆) 24-800 大正野球娘。 24-938 恋のお悩み相談室 25-35 惚れ薬 25-681 よいこのみんなへのおねがい 25-684 性転換 25-749 借り物競走 25-763 狩り物競争 27-67 電子世界の守護者たち 28-169 学園都市第六学区 28-172 ヴァナルガンド 18-483 さたすぺ!クロス 学園の一角にオオサカと呼ばれるエリアがある。日本が列強に分割占領された世界、その中の自由(過ぎる)都市、 オオサカに存在していた学園が集中転移してきたエリアである。 法よりも銃と金がものを言う世界から転移してきたモラルの低いオオサカ市民たちの行動は一般学生から時として白い 目で見られることもあり、執行委員会をはじめとする各レベルの組織はオオサカからの人とモノの流れに対する監視を 強めていた。 シアトルやチバから転移してきた影の住人達は彼らのチンピラ振りを生暖かい目で眺めていたし、N◎VAから転移して 来た者たちはオオサカM∞Nの住人はやっぱり、などという目で見ていたが。 閑話休題 ここはそんなオオサカエリアの一角、私立東江戸川大学の8号館地下、裏びれたサークルボックスである。 部室のない同好会は虎視眈々と空き部屋の占拠を狙うが、活動していないくせに歴史と伝統だけはある公認サークル は部屋を明け渡そうとはしない。結果として、「部室警備員」をさせるために亜侠学生を会費・コンパ代無料で入部 させているケースがあり、この刑事法研究会もそうした部室の一つである。 (オオサカにおける刑事法にちり紙以上の価値があるのかどうかははなはだしい疑問であるが、学問とは本来即物的な 価値があるかどうかで論じられるべきではないのである。たぶん) 偏差値40の5流大学、学部と学生の数だけはやたら多いこの学校であるならば必然ではあるが、本来の部員はみな 麻雀にではらっており、居残った部室警備員は学外から招いた友人とカセットコンロで焼き肉をしているところであった。 (おかしいな、まともな大学だったはずの俺の通ってた大学もこんな感じだった気がする) 「お金を稼がないと本気でまずいんじゃよー」ぐったりしながらビールを口に運ぶのは野村切々舞。12歳・男の傾国兵器。 学園の全生徒を落として野村学園(注:中学校)の学長に就任した「学園落とし」の2つ名を持つ兵であり、映画俳優でもある。 「なにをやったんですか?」と尋ねるのはりん子ちゃん。ルルブの表紙を飾る美少女であるが、ベーシックカルマの解説 イラストからはハブられているww 「学長のことだから、情報ハプニング表:恋愛・12「生命の誕生。子供ができる」とか引いたんじゃないの」 「それか11「性病が伝染る。1日以内に病院で治療を受けないと鼻がもげる」でも ぐはぁ」 「いやなこと思い出させるなー!」 マグロでドツキ倒されたのは、千葉マサトくん18歳・男。こないだ発売されたリプレイでUFOから帰ってきた(?)という設定が 生えたww ドツキ倒したのはソニア千葉17歳・女。マグロでプロの殺し屋を撲殺する女子高生であり、ヒロインのくせに性病 を伝染されて鼻が ぐはぁ 「で、本当はなによ?」本日二つ目の撃墜マークをマグロに刻んでソニアが振り向く。 「大麻が高くてさ~」ぐったりした表情でうめく学長(大麻中毒)。 当然であるが、学園世界にはクスリを扱う犯罪組織などは存在しない。アホな大学生あたりが自宅で栽培している分の あまりぐらいしか闇市場に出回らないわけであるが、需要と供給のバランスから高値に張り付いている。 「あー。中毒の人たちは苦しんでるみたいですね。でも、覚醒剤とかヘロインとか本気で手に入らないものよりはましじゃない ですか」 無邪気に笑うりん子ちゃん。亜侠…侠のまがいものの倫理観なんてこんなものである。 ちなみにシャブは前衛にはマジで有効だ。高いけどなんとかして買え。中毒にもなりにくいし。なったらなった時のことだし。 「それが~、学園の予算に手ぇつけたらさぁ、こんど各学園の財務状況調査をするってことに学長会議で決まってそれまでに 穴埋めしないと俺の首が飛ぶ~」 ちなみに学園世界ではほとんどの学生・生徒は無収入であることから、学園から元の生活レベルに応じた一定額を 支給している。それ以上欲しければバイトするしかないわけである。 「うちの女子使って金稼ごうかとか思ったんだけどさ~、フレーバーだから駄目ですとかDDに言われるしさ~」 「で、うちの出番や」とセーナさん。大学2回生のマレーシアからの留学生。というかこの部屋に皆を招待したホストが今まで 何をやっていたかというと、一心不乱にホルモンを焼いていたのである。参謀とは地道な役割であるな、うむ。 「ほら、第6区が消し飛んだやん。そいで、あそこにいてた人らに支給するはずやった金が宙に浮いとってな、どないするんか 決まるまで、輝明学園大金庫に保管されるとるらしいんや」 「つ、つまり?」 ごくりと息を呑んだマサトに向かってセーナがほほ笑みとともに告げたのは 「そう。Bank Rush や!」 19-126 仮面ライダー ディケイド 士「あれが侵魔ってやつか……新しい力、試してみるか」 『ウィザードフォームライドヒヒヒヒイラギサガルッテユーナ!』 士「下がるってゆーな!」 侵魔A「………え?」 侵魔B「別に言ってない……よな?」 士「ゔ……ち、ちょっと待ってろ」 『エンジェルフォームライドカカカカノンミパミパー』 士「みぱみぱー!」 侵魔A「ヴォーティカルショット」 侵魔B「ヴォーティカルショット」 士「みぱみぱー!みぱみぱー!(あ……あの馬鹿野郎共ー!!)」 19-140 思いつきのディケイドネタ ある日「え~今日から3年2組に転入してきた門矢士君です。」 後日「え~何故か、3年2組から2年1組に編入された門矢士君です。」 後後日「え~何故か、2年1組から1年3組に編入された門矢士君です。」 そして… 「貴様、何者だ」士「通り下がりの…いや、通りすがりの仮面ライダーだ」 柊「…」 ベ「なんか柊さんが表現しにくい顔してるッスよ。」 ノ「あれは自分と同じ境遇に陥っている士を不敏に思いながらも、仲間が出来た喜びを感じている自分に気付いてしまっている顔でありますよ。」 ベ「よくわかるッスね。」 ノ「蛇の道は蛇と言うでありますから(中の人的に)。」 士「いいからお前等も戦え!」 19-141 映画「超・電王&ディケイド」 良太郎「なんで僕たち小さくなっちゃったんだろう」 ハナ「時空のゆがみのせいかしら?」 オーナー「いいえ、違います。実は柊力が作用して、良太郎君たちの年齢が『下がって」しまったのです」 一同「……………」 モモタロス「テメーのせいかーーーっ!」 柊「なんでだーーーーっ!!」 でもデンライナーに柊姓の人はいないから、サイモン・マーガスの仕業かも。 23-196 けいおん! 他 音に、歌に、魅せられた少年少女たちよ、集え! 明日の学園世界のミュージックシーンは君たちインディーズ・アマチュアに委ねられているのだ! とか、そんな音楽祭な話も出来なくはない、と思う そして教師バンドが大活躍 23-214 仮面ライダー ディケイド 魔王の転生体、至宝エリス。7つの世界を巡り、その瞳は何を映すのか・・・? エリス「私は至宝エリス、通りすがりのウィザードです…変身!」 ナイトウィザードゥ エリィス アタックウィザードゥ エィンソフオゥル 主八界と七徳の宝珠+アインソフオウル本体で数がちょうど合うんだよなぁ 24-46 年上の先生 輝明学園の静=ヴァンスタイン先生(NW)、 リオフレード魔法学院のカシス先生(異界戦記カオスフレア)、 本石高校の小松瓏先生(高校天使)、 興津高校の鈴木みか先生(せんせいのお時間)。 さあ、この中で一番年上の先生はだーれだっ☆ 24-113 毒×恋 「ごめーん、あかりん! 待った?」 「……ううん」 「そか、ホントゴメンね? じゃあ、いこうかあかりん!」 「うん」 ……一見ごく普通のカップルに見えるこの二人…… しかし、毒×恋はすでに二人を蝕んでいた――! 「命」 「なんだいあかりん?」 「お弁当作ってきた」 ごめん、ごく普通に毒だったという、出オチにしかなりませんでした。 24-791 季節ネタ(お盆) それは、主に異世界系の学園で囁かれたとある奇妙な噂から始まった… 「ボン?」 「ああ、あの学園都市とかの連中…ニホンって国の連中が今の時期にやる祭りらしいんだが…」 「どんな祭りなんだ?」 「ああ、まず冥界の門が開いて死者があふれ返るらしい」 「まじで!?それってやばくね?」 「そんでこの時期ニホンの人間はみんな休んで祭りを祝うんだ。新年に匹敵する位の重要行事らしい」 「いったい何をやるんだ?」 「ああ、聞いた話じゃあ古来から伝わる装束を着て、太鼓を囲んで一糸乱れず踊るらしい。ボン踊りとか言うやつだ」 「ボン踊り…聞いたことがある…」 「知ってるのか!?」 「ああ、前に異世界視覚文化研究会で見たことがある…死霊が延々踊り続けて朝まで踊りを見せ続けるんだ。 その記録映画が…確か『死霊のボン踊り』だった」 「ヤバいな…何か極生でもニホンの生徒はボンは休むって聞いてたが…そんな恐ろしい祭りだったとはな…」 「色々対策しといた方がいいかもな」 …そしてお盆初日、異世界の聖職者系生徒たちがお盆反対を訴えたり、アンデッド祭りと聞いてネクロマンサーがアンデッドを召喚したり、 開発部の生徒がお盆前日夜に仕掛けた『ゾンビホイホイ』に引っかかる生徒(アンデッド系)が続出し、執行部が対応に大わらわになるのだが、 それはまた、別の話。 24-800 大正野球娘。 それが良いかもね。 …大正野球娘を見ていてふと思った。 前にロンギヌス式調教済みの陣代高校野球部と学園都市の野球部の野球バトルがあったけど、 あれの拡大版で魔法、超能力、魔球ありの学園世界甲子園とか言うネタが頭をよぎった。 …星道高校(地獄甲子園)vs瓦崎工業(たのしい甲子園)で死人が出そうだから無理かw 主審が柊蓮司で。 大正野球娘のチーム vs ちびらぎ軍団 24-938 恋のお悩み相談室 がくえんちゃんねる恋愛板「恋のお悩み相談室part227」より転載 938 名前: 恋する名無しさん [sage] 投稿日: 20XX/XX/XX(木) 23 24 19 ID HlMes01a 始めまして。私は輝明学園に通う、生徒です。 友達からここで聞くと良いと言われたのでみなさんにご相談します。 私には好きな男の子がいます。 見た目はちょっと頼りなさそうだけど、いざって時は凄く頼りになる人で、私のことも大切にしてくれます。 大好きです。 だけど…最近その男の子に、女の子の仲間が出来たみたいなんです。 とっても奇麗で、落ち着いてて、強い人です。 ここ1ヶ月はずっと一緒にいたみたいだし、気も合うみたいです。 悔しいけど、私よりずっとお似合いなんじゃないかって思います…何より、その人は人間ですから。 私は、人間じゃありません。戦闘用の、人造人間です。 私自身にもよく分かっていないんですが、普通の人間とは違うということは何となくわかります。 普通の女の子なら普通にできることができなかったり、変な力があったりして時々自分でも怖くなります。 いち…男の子は私のこと大切だって言ってくれました。私もその人が大切だし、好きです。 だけど、人間じゃない女の子に好きって言われても迷惑なんじゃないかと思うと、気持ちを伝えられません。 やっぱり、人間じゃない女の子が人間の男の子と付き合うのは、難しいんでしょうか? 953 名前: 恋する名無しさん [sage] 投稿日: 20XX/XX/XX(金) 01 17 26 ID may5yuM1 >938さん 大丈夫だと思うよ。 私の好きな人も 938さんの好きな人みたいな人なんだけど、そう言う人って種族の差とかあんまり気にしないから。 ど~んと告白しちゃえば行けるよ!多分! …むしろそんなところで戸惑ってると、他の女の子に本当に取られちゃうかも。 >938さんの言っている奇麗で落ち着いた女の子とかにね。そうなったら大変だよ。 とにかく、種族がどうとか悩まずに、前に踏み出した方が良いよ。 やらずに後悔するより、やって後悔した方が良い。 …私の実体験からのアドバイスですorz 基本的にIDを見れば何となく想像がつくようにつけてあったりします938:姫宮空(ナイトウィザード) 953:弓塚さつき(月姫) 25-35 惚れ薬 ふとした拍子にエリスが惚れ薬を飲んでしまった! 最初に見た柊に対して猛烈アタックを開始! どうする柊? 惚れ薬の効果が切れるまで精神が耐えられるか? どうしたエリス? 本当に胸の高鳴りは惚れ薬のせいなのか? どうやるくれは? 解毒剤をどうやって手に入れる? ………どう考えても他の学校の生徒達が背景になります。ありがとうございました。 25-681 よいこのみんなへのおねがい 極上生徒会心霊部からよいこのみんなへのおねがい こっくりさんやひそひそ様、ペルソナ様は命に関わる危険な遊びです。 絶対にやらないでください。 …逆効果かw いいか!やるな、ぜったいにやるなよ! とか書いてあるW (藤原)竜ちゃん「絶対やるなよ!」 25-684 性転換 珠美「ねえ竜之介?」 竜之介「ん~?なんだ?」 珠美「この前さ、変わった人の話聞いたんだ」 竜之介「変わった人?」 珠美「うん。何でも本当は男の人なんだけど、あることをすると女の人になっちゃうんだって」 ボンッ!…ダッ! 珠美「ほら。竜之介も知らない?D-1ファイターの早乙女乱馬くん。水掛けると女の人になっちゃう呪いがかかってるんだって。 まあ、お湯をかければ元に戻るらしいんだけど…あれ?竜之介?どこいったの?」 竜之介「なんでばれたんだー!?」 そこには、男子トイレ(大)で頭を抱える美少女がいたとかいなかったとか。 25-749 借り物競走 借り物競走 「柊」 学園中の柊が狙われる 25-763 狩り物競争 いまさらで悪いが 749の『借り物競争』が『狩り物競争』に見えた 「狩り物競争、次の回のターゲットは執行部所属・柊蓮司です。 狩り獲った部位による得点は一覧にして各参加選手の端末に送付いたしましたのでご確認ください。繰り返します……」 「うーん、やっぱりジャケットとか衣服は丸ごとじゃないと得点低いなぁ…」 「パンツは高いよ。ウィッチブレードのパーツ並み」 「年齢とか学年とかどうやって狩れっていうんだ?」 「ていうか誰だよリストに『貞操』追加した奴!」 27-67 電子世界の守護者たち 「守護者代行赤羽くれはさん、これからするお願いにはいかYESで答えてください」 「はわ!?」 ―――それは、守護者アンゼロットから始まった。 宇宙に数多ある挟界の1つにして恐るべき冥魔『情報の海(ソラリス)』 世界そのものであり、いずれ全てを飲み込む“海”となることを予見されたこの冥魔の破壊方法… 「近年の、偶発的な異世界との接触。それにより混沌そのものであった『情報の海』に恐ろしく強大な、 されど倒すことのできる形を与えられてしまったのです。しかし…」 異世界の戦いに赴いた守護者の残した手紙…場合により遺書となるそれはくれはに語る。 「情報の海には、本来の、肉体を持ったウィザードでは挑むことはできません… もっとも、だからこそ直接わたくしが赴き、倒すつもりだったのですが… こうなっては仕方ありません。ロンギヌスとわたくしの血と汗と涙の結晶。 くれはさんに託します。お願いします。それを使い、『情報の海』を倒してください」 その言葉と共にせり上がって来るのは… 「転生済みLv100。スキルも装備も超一流のものをそろえました。IDとパスは…」 一台の、ハイエンドパソコン。 情報の海。全てが“情報”によって構成された冥魔であるそれを倒す方法はただ1つ。 それは同じ“情報”で構成された“キャラクター”によって倒すこと! 「ちょ、ちょっと待って!私、ゲーム苦手なんだよ!?」 「…と、くれはさんなら言うと思ったので、案内役のウィザードを用意しておきました」 「はわっ!?準備良すぎ!?」 「お姉ちゃん…いい加減にしなよ。最近ず~っとプレイしっぱなしじゃない!?」 「ううん。違うの…これは、お仕事」 東京秋葉原のとある民家。 そこでアンゼロットより依頼を受けた、1人のウィザードが立ちあがっていた。彼女の名は… 「行ってくるね。京介くん…」 夢使い、要ねがい。 「それと、情報の海が具現化した世界には多数の異世界の“プレイヤー”がとらわれているようです。 彼らの協力を得てください。1人で勝てるほど、奴は甘くありません」 そして、世界の守護者代行と… 「ね~IR…ここ、どこ?」「み、みどもにもさっぱりであります!」 「フム…出られなくなったか。これは言うなれば“無色”の多元宇宙版だな。実に興味をそそられる…」 「ぬう!?エクスカリバーたるわらわを『とらえる』とはなんという世界! 久方ぶりにわらわのゲーマーの血が燃え上がっているのじゃ!」 「で、京介くんたちはどこにいるのかしらね?ベアちゃん、分からない?」 「…さあね。ログアウトも出来ないみたいだし、地道に探すしかないわね」 情報の海に囚われた『プレイヤー』たちの、地獄のような『ゲーム』が幕を開ける。 NW多重クロス『電子世界の守護者たち』 公開未定。 28-169 学園都市第六学区 禁書クロス完結して、ふと、こんなネタを思いついた。 荒廃の力の暴走により滅んだ学園都市第六学区。 文字通り何も無くなった荒野と化したその場所を埋めるように多数の新たな『学園』が転移してきたのはその3日後のことだった。 現代、未来、SF、ファンタジー…様々な世界観と技術、魔法の混じり合う混沌の地。 それは学園世界全体ではよく見られる光景であると同時に科学と能力で作られた学園都市の中では非常に珍しい光景であった。 そして彼ら新たな『入居者』と学園都市が交差するとき、物語は始まる。 28-172 ヴァナルガンド ―――ヴァナルガンド「…不幸だ」 さかな さかな さかな~♪ 鮮魚コーナーから聞こえてくるおさかな天国がBGMに流れる戦場。 手にした“武器”でピアスをつけた男を精肉コーナまでぶっ飛ばした『彼』は名もなき狼たちを屠りつつ、 その場に残った中では屈指の力を持つであろう2頭の狼を見据え、言う。 「…不幸だ」 凄まじい勢いで乱戦で暴れまわる目の前の若い雌の2頭の狼…髪の長さ以外顔のつくりは同じだがその顔に浮かぶ表情は正反対。 そんな、知り合いの中学生を思い出させる恐らくは2頭で1対なのであろう双子の狼。 抜群のコンビネーションとそれぞれの手に持った武器… 2つのそれでもって彼女らは名もなき狼たちを屠り去っていた。 これだけの強さと特徴をもった狼…間違いなく“二つ名”を持っているであろう実力者だ。 それほどのものを覚えている限りでは数か月の間この戦場(なわばり)を駆け続けてきた『彼』が知らぬはずはない。 だが、知らなかった。 それが意味することは1つ。 「…第6学区の狼にこんな奴がいたとはな」 第6学区。一度は荒野と化し、その後無数の学園により再生を果たした、学園都市内に生まれた異郷。 そこからやってきた狼だ。しかも第7学区でもまず見られないほどの実力を持った化物。 それを打ち破ろうというのならば、手にした重さわずか5kgの武器では心もとない。 「アゼル、荷物持っててくれ」 そう判断した『彼』は次々と狼たちを倒しながら右手に持っていた武器を左手にうつし、 戦いに巻き込まれないよう離れて見ていた少女に渡す。 「あ、うん…気をつけてね。上条君」 それを受け取り、心配そうな表情を浮かべたまま、少女は再び離れる。 「さて、と…」 武器を下ろし、身軽になった『彼』は再び戦場に目をやる。 そこではちょうど2頭の狼が最後の名もなき狼をふっ飛ばした直後だった。 その2頭の内の1頭…長い髪の狼は手にした武器を捨てた『彼』を見て、怪訝そうな表情をする。 それに答えるように『彼』は拳を握りしめる。 「…なんとなく、言いたいことは分かる」 疾走。空腹の加護を受け、恐るべきスピードで距離をつめる。 「だがな、教えておいてやる」 剛拳。幾多の敵を倒してきた右手で相手の武器を殴り飛ばす。 長年の、身にしみた経験とごく最近の無数の死闘で磨かれた拳。 その一撃でもって狼は体勢を崩してしまう。 「素手の俺の方が弱い、そう思ってんなら…」 干渉。左手で体勢を崩した狼の武器をつかみ、その崩れた体勢を『彼』は戻させない。 とどめの一撃をはずさないように。 「…その幻想は、俺がぶち壊す!」 必殺。体勢が崩れたままの狼の顔面に思い切り右手を叩き込む。 幾多の敵を沈めてきた一撃。それは狼を精肉コーナーを越えた先の乳製品コーナーまで吹き飛ばす。 「姉さん!?」 あっけに取られた残った狼の隙を突き『彼』は目的のもの… 今宵、わずか2つしか残らなかった半額神の恵みを手にする。 「さて、帰ろうぜ。アゼル」 戦いは終わった。『彼』は殺気を捨て、どこか哀愁を漂わせる表情を浮かべながら、手にしたそれを少女の持つ武器の中へ入れる。 「あんまり待たせると俺の頭骨が持たないからな」 そう、『彼』は可及的速やかに帰らねばならない。 最終下校時刻を越え、更には半額刻印時刻(ハーフプライスラベリングタイム)すら過ぎたこの時間。 部屋で待つ居候の腹と堪忍袋の緒はもう、限界を迎えているだろうから。 『彼』の名は上条当麻。 戦場(スーパー)の狼たちは彼を『ヴァナルガンド』と呼んだ。 ← Prev Next →?
https://w.atwiki.jp/wiki2_sw/pages/135.html
まだ完成していない記事です。 ウィザードの特徴ウィザードって何? 経験点テーブルAA 扱える装備 戦闘特技の選択 他の技能との相性 長所と短所 能力成長 ウィザード技能の役割2-1.オールラウンダーとして 2-2.制御ウィザード? 2-3.魔法拡大ウィザード ソーサラー先行ウィザード 1.ウィザードの特徴 ウィザードって何? 経験点テーブル 扱える装備 戦闘特技の選択 他の技能との相性 長所と短所 能力成長 1-1.ウィザードって何? ソーサラー(真語魔法)とコンジャラー(操霊魔法)を同時に使うものはウィザード(魔導士)と呼ばれ、魔法を使うものから尊敬と畏怖の対象とされます。-- (『Ⅰ』130頁) 世界観的な視点で見れば、魔術師ギルドで修行して数人から数十人に一人がやっと習得できる魔法を両方扱える優れた能力を持っている存在です。 ゲーム的な視点で見れば、両方の魔法使い技能レベル分MPが上がり、状況に応じて魔法を行使できる便利なPCです。 また、サプリメント「ウィザーズトゥーム」を採用することで、「深知魔法」というウィザード専用魔法も使うことができます。(『WT』40頁) 1-2.経験点テーブル ソーサラー技能・コンジャラー技能共に経験点テーブルAの技能です。 成長は魔法戦士と同じく最も遅いです。 そのため、両方を同じ冒険者レベルに保つのでは無く、ソーサラーを先行させていくのが一般的です。コンジャラーを先行させるのは上級者向けになります。 1-3.扱える装備 ソーサラーとコンジャラーを両方習得しただけなのでペナルティは変わりません。 武器・鎧・盾に制限は有りませんが、魔法の行使には「魔法の発動体」を必要とします。 ハードレザーを装備した場合、行使判定に-2のペナルティ修正を受けます。 また、金属鎧を装備した場合、行使判定に-4のペナルティ修正を受けます。 ただしこのペナルティ修正はナイトメアの[異貌]によって無視することができます。 1-4.戦闘特技の選択 基本的にソーサラーやコンジャラーと同じです。 《魔力強化》習得の条件を何時か満たします。専業のソーサラーと比べ魔力が低いのでどこかで習得しておきましょう。 自動習得戦闘特技は存在しませんが、魔法誘導や多数の魔法拡大を取る事により、性能が大きく変化します。 スタイルは戦闘特技によって変わるので、様々なスタイルのウィザードが存在することになります。 1 《魔法誘導》、《鷹の目》(前提:魔法誘導)、《武器習熟I/スタッフ》、《ワードブレイク》、《魔法収束》、《魔法拡大/確実化》、《魔法拡大/数》、《魔法拡大/距離》、《魔法拡大/時間化》、《魔法拡大/範囲》 5 《MP軽減/ウィザード》、《武器習熟II/スタッフ》(前提:武器習熟/スタッフ)、《魔法制御》(前提:魔法誘導、魔法収束)、《マルチアクション》 9 《魔力強化》(前提:魔法使い技能(2系統)レベル8以上)、《足さばき》 11 《キャパシティ》、《武器の達人》(前提:武器習熟II/スタッフ) 1-5.他の技能との相性 既にテーブルAを二つ取っている為、兼業はかなり難しいです。 PTが並行し始めた等余裕がある場合に習得するようにしましょう。どうしても習得する必要がある場合はセージを上げましょう。(それでも重たいですが) ファイター × 経験点が重く、行使判定のペナルティのため金属鎧は装備しにくい上、ウィザードの性能を発揮する事ができません。《タフネス》(自動7)、《バトルマスター》(自動13) グラップラー × 経験点が重く、ウィザードの性能を発揮する事ができません。《カウンター》(自動7)、《バトルマスター》(自動13) フェンサー △ 経験点が重い為、自衛用に多少取る程度となります。 シューター × 回避が出来ないのでフェンサーより相性が悪いです。《射手の体術》を習得する程シューターを伸ばすなら、どちらかの魔法使い技能を伸ばす事をお勧めします。 プリースト × MPは更に増えますが、経験点が重く、ウィザードの性能を発揮する事ができません。 フェアリーテイマー × MPは更に増えますが、経験点が重く、ウィザードの性能を発揮する事ができません。 マギテック × MPは更に増えますが、経験点が重く、ウィザードの性能を発揮する事ができません。 スカウト △ 経験点が重い為、他のPCに習得してもらいたい所です。《トレジャーハント》(自動5)、《ファストアクション》(自動7)、《影走り》(自動9)、《トレジャーマスター》(自動12)、《匠の技》(自動15) レンジャー △ 経験点が重い為、他のPCに習得してもらいたい所です。《治癒適正》(自動5)、《不屈》(自動7)、《ポーションマスター》(自動9)、《韋駄天》(自動12)、《縮地》(自動15) セージ ○ 知力が伸びるはずなので有効に使う事が出来ます。《鋭い目》(自動5)、《弱点看破》(自動7)、《マナセーブ》(自動9)、《マナ耐性》(自動12)、《賢人の知恵》(自動15) エンハンサー △ MPが多いので練技は使い易くなりますが、スフィンクスノレッジ以外使用機会が少なく、両立しにくいです。 バード △ 戦闘中はペットを使わないと両立しません。※呪歌は主動作。魔法を強化する戦闘特技は適用されない。(ルールブック2-80) ライダー △ 両立しますが、経験点が重くなります。 アルケミスト △ 補助動作で使用できる賦術を使う事になると思われます。 1-6.長所と短所 長所はあらゆる場面で活動できることです。 攻撃魔法、支援魔法、妨害魔法、回復魔法の全て揃うので、手番に何もやる事が無いという事はまずありません。 また【ファミリア】と両方のMPがあるので、専業より多くMPを持つ事になります。 短所は成長の遅さ故、魔力が低い事です。何らかの方法で補わない限り魔法抵抗を抜く事は出目次第となります。 また、ハードレザーまたは金属鎧装備時のペナルティは[異貌]を持つナイトメア以外免れられません。 1-7.能力成長 知力一本極振り ウィザードの成長として特に優れていると思われる。 冒険者レベルが上がりにくい為、魔力が低めでありそれを補うには高い知力が必要である。 生命は冒険者レベルが低い為、最大HPがPTの中で最も低いということもしばしば。あげてあいて損は無い。 精神はMPに関係している為欲しくなるが、成長するにつれMPが豊富になり、軽減策を取る事でさほど重要では無くなってくる。精神抵抗の面では高い方がいい。 器用、筋力、敏捷は一切上げなくてもよい。どれか選ぶ場合は移動力に関係するので敏捷を選択する。 知力精神振り MP軽減策をしない場合MPが辛くなってくる事がある。またルーンフォーク等初期の精神が低い場合、ある程度精神を上げておくと初期から序盤にかけて楽である。 基本的に知力を優先する事に代わりは無い。 スカウトレンジャー振り ウィザードがスカウトないしレンジャーを習得した場合の成長。 器用、敏捷が必要になってくる為、他の成長が犠牲になる。 基本的に知力を優先する事に代わりは無い。 平均表使用時 成長① 成長② 成長③ 成長④ 成長⑤ 成長⑥ 知力一本極振り 知力 生命 精神 敏捷 器用 筋力 知力精神振り 知力 精神 生命 敏捷 器用 筋力 スカウトレンジャー振り 知力 敏捷 生命 器用 精神 筋力 2.ウィザードの役割 2-1.オールラウンダーとして 2-2.制御ウィザード? 2-3.魔法拡大ウィザード 2-1.オールラウンダーとして ソーサラーの攻撃魔法、コンジャラーの回復魔法、双方の支援魔法と妨害魔法を駆使して戦闘を進めていきます。 誤射の発生しうる射撃魔法が多少あるため、《魔法誘導》は出来れば取っておきたいところです。 2-2.制御ウィザード? 《魔法制御》を習得し、範囲攻撃魔法を主体に魔法を行使するスタイルです。 ですがウィザードはMPは多いものの魔力は低いので向いていません。《魔法制御》を有効に使用したい場合は専業で使用する事をお勧めします。 2-3.魔法拡大ウィザード 《魔法制御》を習得せず、《魔法拡大/○○》を組み合わせて魔法を行使するスタイルです。 MPの枯渇という自体に陥る事が低いので有効です。低い魔力を《魔法拡大/確実化》で補う事も可能です。 ソーサラー先行ウィザード メイク直後の知力は、人間の魔術師生まれの平均値である17を想定しています。 魔法使いを選択しないのは技を用いる判定が無いので体を少しでも優先しHPを補う為。ウィザードは成長が遅いので防護面が脆い。 _1000 サラ1《魔法誘導》 _2000 サラ2 _3000 初期経験点 サラ2+コン1 _4500 サラ3+コン1《魔法拡大/数》 この段階ではコンジャラーとして魔法が十分に発揮できないが、構わずソーサラーを4にし【ファミリア】を習得しておく。 _6000 サラ4+コン1 _7000 サラ4+コン2 _9000 サラ5+コン2《武器習熟I/杖》 専業ソーサラーならMP軽減を取りたい所だが、MPの多さに任せて将来性の高い杖を取る。コンジャラー2の支援魔法は有効なものが多いので場面に併せて使い分ける。 魔晶石等必要になってくるだろうが、ブラックロッド購入の資金を貯める。 _10500 サラ5+コン3 _13000 サラ6+コン3 _14500 サラ6+コン4 _17500 サラ7+コン4《武器習熟II/杖》 資金をためる事が出来たならばこの付近でブラックロッドの購入する事が出来る。 更に貯めてソーサラースタッフの購入を目指し、支援魔法や回復魔法はブラックロッド、攻撃魔法や妨害魔法はソーサラースタッフと使い分けると楽になる。 専業ソーサラーに1レベル差がついているので工夫しておきたい。 _19500 サラ7+コン5 _23500 サラ8+コン5 _26000 サラ8+コン6 _31000 サラ9+コン6《足さばき》or《鷹の目》or《魔法拡大/確実化》 _34000 サラ9+コン7 _40000 サラ10+コン7 _44000 サラ10+コン8 _51500 サラ11+コン8《武器の達人》or《魔力強化》 所持金が10万貯まりそうならメイガスの為に武器の達人を。なんだかんだと出費がかさんで貯まらなかった場合は魔力強化を選択すると良い。 _56500 サラ11+コン9 このあとL13、15はお好きにどうぞ。 《魔法収束》を取り《魔法制御》を習得しても、《魔法拡大/○○》を揃えても良いでしょう。
https://w.atwiki.jp/nightwizard/pages/28.html
世界結界(Sekai Kekkai, World Barrier)とは、その名の通り地球全体を覆う結界のこと。 概要 その正体は、多くの人々が魔物や魔法など存在しないと信じる力、その他もろもろの集合体である。 この「人々の常識」という結界の中では、原則として魔物や魔法などの神秘は存在できない。 仮に存在できたとしても、その能力には大きなペナルティが課せられることだろう。 そのため、如何に魔王と呼ばれるほど強力な魔力を持つエミュレイターですら、その力の殆どを発揮することが出来ないのである。 防衛機構と自己修復 若干ながら、世界結界には自己修復機能を始めとした防衛機構が組み込まれている。 ウィザードの働きはもちろんのこと、この機構があるからこそ、一般人(イノセント)に魔法などの存在を知られずに済んでいるのだ。 世界結界の防衛機構には以下のような例が確認されている。 魔法的な存在の消去、弱体化 魔法やエミュレイターが地球上に存在できない理由はこれ。 人々の記憶、記録などの塗り替え 記憶だけでなく、例えば写真などからも消える場合がある。 魔法的な被害の修復 ちょっとした損害ならば、すぐに直っていたりする。 被害が大きい場合は、地震などの「現実的な」被害として書き換えられる場合も。 障害を排除するための能力を持った特殊なウィザードを生み出す ルール的には、地球より選ばれたウィザードは「勇者」というクラスで表されることが多い。 ただし、あまりにも被害が大きかった場合など、世界結界の防衛機構だけでは補えない場合がある。 1986年の 第三天使の喇叭 事件がその一例だ。 一般人と神秘の関係 イノセントのページを参照。 月匣と月衣 ウィザードやエミュレイターと呼ばれる者たちは、この世界結界を中和する能力を持つ。 これを月匣や月衣と呼ぶ。 世界結界の弱体化 第三天使の喇叭 事件以降、人々を護ってきた世界結界の弱体化が確認されているという。 昨今、エミュレイター絡みの事件が立て続けに起こっているのは、この弱体化が関係していると考えられている。 また、アニメで扱われた一連の事件(マジカル・ウォーフェア)の後、さらに世界結界の歪みが大きくなったという噂も……。(*1) なお、1986年以前の世界の様子については、漫画「ヴァリアブルウィッチ外伝 探偵遊戯」にて描かれている。
https://w.atwiki.jp/aionon/pages/22.html
ウィザード(スペル・スピリット) 特徴 長所 豊富な魔法。催眠や足止め等の魔法 短所 MP消費が激しい、全ウィングTOP ウィザードは主に距離とスキルの選択が鍵となる。 武器は本(スペルブック)と珠(オーブ)の二種類。 ディーヴァへの転職後に、それぞれスペルウィング、スピリットウィングと 分かれるがここで大きな溝がうまれる。 スペルウィングは強力な魔法を覚え、破壊力が増す。 スピリットウィングは精霊を召還し、戦うという少し変わった職となる。 各スキルに大きな違いがあるので注意すべきである。
https://w.atwiki.jp/daiginjoh/pages/19.html
スキル構成 ステータス構成 スキル構成 スキルポイントの割り振りに悩まされるのは、魔法職の常だ。 しかし経験値効率のよいモンスターやクエストが増えた昨今では、転生の敷居は格段に下がっている。 転生してからが本番、と割り切ってしまえるのであれば、未転生の時点で必要度の高いスキルはそう多くはない。 +マジシャン 基本 http //uniuni.dfz.jp/skill4/wiz.html?10rEdxnndodn6k ウィザードに転職後、メテオストーム、ストームガスト、クァグマイアの修得を目指す汎用タイプ。 ここまでで計34のスキルポイントを使用。残りを適宜振っていくこととなる。 ハイマジシャンでは当然50転職を目指したいところだが、未転生では40転職でも大きな問題はない。 ジオ園での快適性を求めるなら、高LvのファイアーボルトやSP回復力向上の修得も視野に。 殴り http //uniuni.dfz.jp/skill4/wiz.html?10qnfNfkbo8k 通常のマジシャンとは異なり足を止めての近接戦闘が主となる為、SP回復力向上の恩恵が大きい。 マイトスタッフや一反木綿挿しのカウンターダガーを運用するのであれば、最大Lvまで修得したい。 セイフティウォールはマジシャン時代では特に必要ないが、他に取るようなものもない。 +ウィザード 基本 http //uniuni.dfz.jp/skill4/wiz.html?10rRdxnndodqabaNGXgK メテオストーム、ストームガストでの殲滅力に優れる汎用タイプ。 ロードオブヴァーミリオンってなんですか? ファイアーボールはLvを6まで上げることで、詠唱とディレイが大きく短縮される為、 ブラディウムゴーレム狩りなどで重宝する。 殴り http //uniuni.dfz.jp/skill4/wiz.html?10qnfNbXboadcBdnbnak 殴りウィズの代名詞、クァグマイアの修得を最優先したい。 加えて、フロストノヴァとアイスウォールの存在により、特定の状況下では他の近接職を上回る安定性を誇る。 辛い殴りマジの時代を乗り越え、殴りウィズとして花開く瞬間である。しかし所詮は殴りなので七分咲き。 余りがちなウィザードのポイントをマジシャンスキルに回し、セイフティ、ファイアー、アイス、三つのウォールスキルをマスターしてみるのも面白いかも知れない。 +ハイウィザード 基本 http //uniuni.dfz.jp/skill4/hwz.html?10rRdKnndodqabaNGXgAfNak 魔法力増幅の追加により、ウィザードから純粋に火力を強化された形になる。 同じく新たに追加されたソウルドレインは、対単体火力に乏しいハイウィザードの時点での有用性は低い。 最大SPの増加は持久力と直結するが、エナジーコートの消費も増えてしまうのがネック。 各自のプレイスタイルに応じて、修得を検討されたい。 殴り スキルシミュレータのアドレスを載せるのが馬鹿らしいほど、ウィザード時代からの代わり映えが全くない。 一応は固定ダメージスキルのグラビテーションフィールドが有用ではあるが、 魔法をダメージソースとするのは殴りウィズとしてどうなのかという疑問が残る。 マジッククラッシャーがタゲ取りに便利と言えば便利ではあるのだが…… ソウルドレインは上述の基本タイプと同様の理由から、修得には留意すること。 +ウォーロック 基本 http //uniuni.dfz.jp/skill4/wlk.html?10rEeKoafbdqabbodKgFfNacdBeAaBqOaoeoqAcHcY クリムゾンロック、チェーンライトニングといった高火力な対単体スキルの登場により、 ソウルドレインのSP回復効果が光る。 殴り http //uniuni.dfz.jp/skill4/wlk.html?10qnfNoXeBdqcBeaeBgA2bdAanbo2oaSaocHcY 各種ウォーロックスキルの効果により、状態異常をばらまきながら戦うというトリッキーさに磨きがかかる。 スタンと出血を付与できるようになることから、テトラボルテックスをLv1だけ修得しておくのも有用だろうか。 リーディングスペルブックでの無詠唱発動も、カウンターダガーを運用する低DEX型には効果が高い。 テトラボルテックス型 http //uniuni.dfz.jp/skill4/wlk.html?10qneAoafbdqabbodBgKcAacdBdSaFqSqBebqncHcY ウィザード系は単体火力に乏しいと、誰が決めた? 常識という名の鎖に囚われた社会の歯車たちよ、俺がお前たちをロックしてやる。 それが俺という存在――そう、俺が、俺こそが、テトラボルテックス。 夢からさめなさいー。 田中さん http //uniuni.dfz.jp/skill4/wlk.html?10GAfnoXbOdDcBrObxbxfNaoaodnbsqSaSeFaocHcY 時代を先取りしすぎた水特化タイプ。 火属性スキルとリコグナイズドスペルを切ったことによる、豊富なスキルポイント、及び高い狩場適応能力が魅力。 一見、火の通りやすい地属性の敵に対して有効打がないように見えるが、地Lv4の敵であっても水属性は100%通る。 これにより、聖と闇以外の敵に対しては100%以上の威力を望める。 PT戦でこそ真価を発揮する火力支援タイプの一種だが、 ステータス、装備、立ち回り次第ではある程度のソロ活動もこなせるオールラウンダーと言える。 ステータス構成
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/470.html
執行委員の奔走 後編 いいかハヤテ、とナギは言った。 「あの時、ノーチェが蓮司の状況を指してなんと言ったか、覚えているか?」 突然話を振られたハヤテは、人影の見覚えのある妙な動きから、ナギへと視線を戻す。 ノーチェとナギが話をしたのは、ハヤテの知る限り今日の昼間一度だけ。 ならばその間にあった柊についての話題を思い出せばいいということになる。彼は5階でナギに紅茶を淹れていた頃のノーチェの言葉を思いだす。 「え? え、えぇっと……『存在の時間を巻き戻された』、でしたっけ?」 「そうだ。他には?」 「他に、と仰られましても……というか、お嬢さまはよく覚えておいでですね。あの時は柊さんで遊んでおられるだけかと思ってましたが」 具体的には自分の名前を呼ばせたりとか、菓子をくれてやったりとか、質問に答えてやったりとか。 ハヤテの天然ツッコミにナギは頬を染めながらあらぬ方向に視線をやりつつ答える。 「わ、私のことなどいいのだ! 今の議題はノーチェの発言についてで、助手のそれ以外の発言はこの超探偵ナギが許さんぞっ!?」 「発想力が超ぶっ飛んでる探偵さん、ということでいいのでしょうか?」 いやまぁ確かにナギはアニメでも原作でも探偵役振られた時に『事件の真相は面白い方がいい』という考えからかっ飛んだ犯人を指名したりしたけども。 閑話休題。 そんなことをたずねつつも、彼はナギが人の命がかかった局面までギャグで通すような娘ではないことは理解している。 ともかく、とハヤテは何とか思い出そうとあの時のノーチェの言葉を思い返す。 「えーと……確か、この魔法が魔王とか呼ばれてる方々にも難しいとか、この魔法が柊さんを狙ったものではないかもしれないとか。 あとは、これが呪いじゃないとか言ってましたっけ」 「そう、それだハヤテ。よく覚えていたな」 「ど、どれのことでしょう?」 「『この魔法が呪いではない』ということだ」 そう真剣な表情で告げるナギ。 それが彼女の掴んだ小さな鍵。その鍵を手にした誇り高い少女は、大事なものを守るためにその先に進んだ。 ―――たとえ、良すぎる頭がその先の別れすら予見させていたとしても。 大事なものを守るために。亡くす後悔を知る彼女は、それを今度は味わわないために。ただ、前へ。 「よいか。柊蓮司が6歳児になった魔法は、魔法であって呪いではない。 この2つの違いが何か、わかるか? ハヤテ」 「確かノーチェさんがおっしゃってましたよね。 呪いっていうのは『かけた相手とのつながりのあるもの』であって、柊さんにかけられたのは『効果の終了した魔法の結果』でしたっけ―――って、あれ?」 答えたハヤテが、自分の言った言葉に対して引っかかるものを感じたように汗を一筋垂らした。 もしも、ノーチェが言っていたことが本当なのだとしたら――― 「おかしいだろう? 『効果の終了した結果』なら、今みたいに進行・変化することはありえないんだよ」 ナギがハヤテの心を読んだようにそう告げた。 柊が小さくなったのは呪いではなく魔法の結果。 魔法で水を凍らせてできた氷の状態であり、固まった氷に変化を与えるには他の魔法が必要になるように。 今の彼の不調は別の魔法による干渉ではないのか、と彼女は推論したのだ。 ハヤテがあわててたずね返す。 「で、でも柊さんは小さくなってからどなたかに魔法をかけられてたりするようなシーンはなかったですよっ?」 「あぁ、ない。 けど、もしもそいつが『完成したはずの魔法をいじってる』としたら? 私は魔法には詳しくないからわからないが、自分のかけた魔法とつながりがなくても、基は自分の作った魔法なんだ。つながりを作ることは本人なら可能なんじゃないか? いや、さすがにそこまでは考えが突飛すぎて可能か私には判断できんが、あざみたいな印が変形してることを考えれば魔法をいじってる奴がいるってのは充分考えられる。 完成品のプログラムを書き換えるみたいに、こいつの中の魔法の効果を書き換えてる奴がな」 言いながら、ちらりとナギは柊少年に視線を移す。 先ほどまでの無愛想な表情も、誉められた時の素直な笑顔も、照れた時の頬を染めた姿も今はなく。 ただ苦しげな浅い呼吸を繰り返し、意識もあるようには見えない子どもを再び目に映し。 絶対に助ける、という強い意志を新たに。 ハヤテもその気持ちは痛いほどわかるものの、命がかかっていることであるだけに、慎重に考えつく他の事態についても考えをめぐらせる。 「ですがお嬢さま、時限式で魔法の効果が変化するようにもともとプログラムされていたのかもしれませんよ? ほら、爆弾魔が使う爆弾が時限式なのが多いみたいに、魔法で同じことができるのかもしれませんし」 「なるほど……だが、その可能性は低い」 しばらく考えて、しかしナギはハヤテの考えを否定した。 「まず第一に非効率的だ。 ドラマやアニメの爆弾魔がなぜ時限爆弾を使っていると思う。 自分達の安全を確保でき、時限装置によって起きるパニックを楽しむという愉快犯的な性格の悪い楽しみ方ができるからだ。 そんな奴が自分の身を危険にさらすはずがないから直接魔法をかけるために戦ったりはしないだろう。 愉快犯ではなくもともと殺すのが目的なら、小さくするなんて余計な一手をしかける必要はない。切羽つまった中でやむを得ず逃げるために使ったと考えるのが妥当だ。 それに、日常の行動を見る限りものすご―――っく不安が残るとしても、ノーチェって奴は調査の専門家なんだろ? その程度の仕掛けを見逃すとは思えん」 「ほぼ毎日誰かにたかったり、水晶球がないとちょっとよく食べて腐れ縁が多いだけの女の子でも、水晶球だけは信用できますからね。 確かに可能性としては低いですか」 ひどい認識だ。間違ってないけど。 ともかく、とナギが指を立て、真剣な表情で続けた。 「魔法をプログラムだと考えるなら、プログラムをいじくってるハッカーがこの魔法を書き換えてる犯人だ。 直接プログラムを書き換えてるのなら、ハッカーはこいつにかけられてる魔法を構成するデータにアクセスしてることになる。 つまり、ノーチェが言っていた『魔法と術者の間のつながり』がつながってる状態にあることになる。 魔法について調査ができる奴がいれば、IP調べるみたいにちょちょいとそいつの居場所を突き止めることができるんじゃないか?」 「そしてそのハッカーさんを潰してしまえば、最低限柊さんがこれ以上苦しむことはなくなる。 僕は詳しいことはわかりませんが、ハッカーが柊さんのプログラムを作ったのと同一人物だったら、完全に潰せば子ども化も初期化できる可能性があるってことですね?」 嬉しそうなハヤテの言葉に今日一日の柊少年との思い出が頭の片隅にちらつくナギ。 『ナギねーちゃん』、と呼んでくれた声がまだ心のうちに残っている。 それでも。三千院ナギは選択する。姉と呼んでくれた少年がいなくなろうとも、自分の言葉を嘘にしないために。 死んでしまうかもしれない相手へ後悔を残すことだけは、もう二度としたくないと思ったから。 だからこそ、彼女は力強く頷く。未練を断ち切るように。もう一度だけ姉と呼んでほしかったという思いを、ここに置き捨てて。 「―――あぁ。 だからハヤテ、一刻も早く信用できる魔法使いに来てもらえるように上にいる初春に言ってきてくれ」 そう言われたハヤテは、正直な話困った。 ナギの推測が正解ならば、実は彼には今すぐ解決できるかもしれない手札が揃っているのだ。 しかし、目の前のお嬢さまがこの場にいる限り特殊能力が発揮できないカードがある。 となるとナギがここにいるのは得策ではなく、その上ナギの言うことを聞けばハヤテは解決のための手札使用が不可能。 そのためえーと、と呟きつつ彼がどう返答しようか迷っていると。 不意に、苦しい息の中柊少年が薄く目を開けた。 「ナ、ギ…ねーちゃ……?」 「蓮司っ!? どうした、苦しいのか? 暑いのかっ!?」 ナギが少年の手を握る。やけに熱い小さな手を。 必死な様子のナギをしばらくぼーっと見つめていた少年は、ふにゃりと頬をゆるめた。 「なんで、ねーちゃん……なきそう、なんだ?」 「ば、馬鹿者っ! 泣いてなどおらぬわ、他人の心配なんてしてる場合かっ!?」 「……ごめんな」 そう言った少年の手を、ナギはぎゅっと握りしめる。 「謝るなっ! 何を勝手に諦めているのだ、私のことを姉と呼んだ以上、中途半端なことは許さんぞっ!?」 力強くそう言った彼女の言葉に、困ったように笑って。 柊少年はナギに言った。 「なおったら、あそんでくれよ? やくそく」 少年の出した小指に、ナギはあぁ、と頷いて。自分の指を絡め指きりをした。 それだけすると、少年は力尽きたように再び目を閉じる。 力が抜けて滑り落ちる指の感触に、ナギはたまらず立ち上がった。 ハヤテは柊少年の額に手を当て、うなる。 「……これはよくありませんね、先ほどより熱が上がっています。一刻を争うかもしれません」 「―――ハヤテ。先ほどの命令を撤回する」 立ち上がったまま、ナギは宣言する。 約束をした。ならば守らなければならない。それが三千院ナギの矜持だ。 「私は子どもの看病の仕方を知らない。まだお前の方が知識はあるだろう。 初春への依頼には私が行く。 治ったら遊びに行こうという約束を守るには、それが一番効率的だ」 「か、かしこまりましたお嬢さま。お気をつけて」 「うむ。―――蓮司を頼んだぞ、ハヤテ」 走るのも苦手で、運動も嫌いな少女は。それでも大事な誰かを守る方法を探すために、その部屋から駆け出した。 *** ナギが階段を一心不乱に上っていく音を聞きながら、ハヤテはナギが気づかなかった仮眠室の外にいる相手に声をかけた。 手札の確認と、逆転の一手のために。 「もう入ってこられても大丈夫ですよ」 「……そうですか。では」 そう前置いて入ってくるのは、長い黒髪の少女。品のいい和装と肩ストールをかけた、ナギと同じか少し年上くらいの少女だった。 いやあ、とハヤテが笑って告げる。 「今度は東棟ですか。中々入り込むのは難しいところだと思うんですが、今日はどちらに行こうとされてたんですか?」 「いえ、寮に帰ろうとしていただけだったのですが……ここは東棟だったのですか。てっきり、ナギの別荘かと」 「別荘にはこんなパイプ椅子とベッドはないですねー、残念ながら」 相手の返事にいつものことながら彼女の方向オンチの凄まじさを実感する。 ちょっとうっかりすると、移動教室の度にダンジョンに行ったりジャングルを徘徊したり学園海に到着したりと、なかなか念の入った方向オンチなのである。 方向を間違えるくらいでは話が済まず、歩いている先にワームホールでも開いていそうな、学園世界でも有数の方向オンチが彼女だ。 しかし。その方向オンチも、こんな時には心強い。 「と、いうわけでですね。 ―――困ってらっしゃるところを申し訳ありませんが、お嬢さまのあれだけ一生懸命なお願いなんです。 協力していただけませんか? 伊澄さん」 ハヤテが悪戯っぽくウィンクしながら少女―――鷺ノ宮 伊澄にたずねる。 可能かどうかではなく、やってくれるかどうかを聞いているのだ。 彼女へのこういったことに関しての信頼は厚い。 彼の言葉の意味と心情を理解しているのか、伊澄は優しく微笑んだ。 「はい。お話は壁の向こうでお聞きしました。 私の大事なナギのためです、喜んでお手伝いさせていただきます」 「ありがとうございます。 ……つきましては、まず携帯電話を貸していただきたいんですけど、よろしいですか?」 曖昧に笑って言ったハヤテに、携帯?と頭に疑問符を浮かべる伊澄であった。 *** 「初春いるかっ!?」 「はいぃぃぃっ!?」 ノーチェもおらず、他の執行委員たちも任務や侵魔の捜索のため出払っていて、一人で5階にこもって仕事をしていた初春は、突然大声で呼ばれて思わず背筋を伸ばした。 ばくばくと大きく跳ねる心臓をなんとか落ち着かせ、声の主のほうを見る。 「び、びっくりしたぁー……三千院さんでしたか、何かご用ですか?」 「とりあえずお前が信用できる魔法に詳しい調査系の能力をもった奴と連絡をとれっ」 ずかずかと部屋に入りながらそう命令口調で告げるナギに、混乱しながら彼女は聞き返す。 「え、えぇと……な、なんででしょう?」 「私は魔法使いの知り合いなどいないからに決まってるだろ、早くっ!」 「理由を教えてくださいよっ!?」 「はやくって言ってるだろっ、時間がないんだよ!」 背景にハムスター(初春)VSドラゴン(ナギ)の構図である。 コミュニケーション能力のあまり高くないナギが何の説明もしないまま無駄に時間をすごしていくかと思われたその時、ナギの携帯が着信を告げる。 えぇいこの忙しい時に、とイライラはそのままに乱暴に通話ボタンを押す。 「えぇいっ! なんなのだこの忙しい時に!? こっちは取り込み中なんだ空気読めバーカっ!」 『待ってくださいお嬢さまっ、僕です! ハヤテです!』 執事の必死な声を聞き、ナギの怒りが一瞬おさまる。 「ハヤテっ? なんだ、どうした。まさか蓮司になにかあったのかっ!?」 『い、いえまだ絶賛発熱中ですけど……お嬢さまのお探しのものすっごい力を持った魔法使いさんが、ぐーぜん、今こちらにいらっしゃったんですよ』 間。 「な、なんだと―――っ!? なんなのだその私のタイミングの外しっぷりは! ものすごく頑張ったんだぞっ!? このエレベーターもエスカレーターもない旧式の建物の2階から5階まで登ったんだぞっ!? 最後はへろへろだったんだぞっ!?」 『は、はい。お疲れ様です』 「私の苦労はなんだったのだっ!? 骨折り損かっ、骨折り損なのかっ!? あぁもういい私もすぐそっちに戻る!」 機関銃のように喋りだすナギ。しかしハヤテとしては彼女に戻ってきてもらっては困る。 伊澄はナギの前では『力』を使わないと決めているからで、来てもらってはナギの全力疾走は本当に無駄になる。 だからハヤテは必死に止めた。それはもう必死に止めた。 『ま、待ってくださいお嬢さまっ! お嬢さまにはそちらでやっていただきたいことがあるんです!』 「やってほしいこと? なんだそれは」 無愛想ながらもそう聞き返した少女に、ハヤテはいくつかの指示を出す。 それを聞いていたナギが、ニヤリと笑った。 『―――というわけなのですが、お願いできますかお嬢さま?』 「なるほどな。 カウンターは速攻の方が効果があるということか。任せておくがいい」 力強くそう言ったナギは、今まで蚊帳の外に置かれてぼーっとしていた初春に視線を戻した。 つり目少女に睨まれて、びくんっ、と一つ震える初春。 「な、なんでしょう?」 「ハヤテからのお前への頼みだ。お前のそのパソコンを使えば、執行委員連中全員の携帯を通話状態にできるらしいじゃないか?」 「え、えぇ。ちょっと皆さんの携帯をいじらせてもらってそういう機能をつけたことが……」 「やれ。今すぐ」 「で、ですからっ! なんの理由もないのにそんなことできるわけが―――」 「ハヤテの頼みだっ! 蓮司の命がかかってるんだよ、早くやれっ!」 すでにナギの剣幕がツッコミ専用ラケー○ンハンマーを使えそうな域に達しているため、初春もあまりツッコめない。 半ばヤケになりながらキーを叩き出す。 「あーもうっ! 後で絶対説明してくださいね綾崎さんっ!」 『りょ、了解しました初春さん』 初春の分身指が目まぐるしく動き出し、彼女は最後のエンターキーを叩く前にナギに聞いた。 「それでっ、私は皆さんになんて言えばいいんですかっ?」 「そこから先は私が引き受ける。ご苦労だったな初春」 答えながら、ナギは目いっぱい息を吸い込んで初春が叩こうとするエンターキーを代わりに叩き、彼女の前にあったマイクをかっさらう。 マイクの向こうのスピーカーから、大事なモノを守ってくれるヒーローたちに届くように。 彼女の大好きな漫画の主人公のように。 あらん限りの声を振り絞って、叫ぶ。 「お前ら全員っ……空を見ろぉぉぉぉぉぉぉぉ―――――――っ!!」 *** ナギのあらん限りの声を携帯越しに聞いていたハヤテは、伊澄に目配せした。 伊澄のたおやかな手には、一枚の霊符がある。 彼女は目つきを仕事用のものに変えて、では。と告げた。 伊澄は鷺ノ宮家に代々伝わる一子相伝の秘術を受け継いだ、鷺ノ宮史上でもかなり強い部類の光の巫女である。 彼女が札を出しただけで、ちょっとうっかり人を襲う3m近い熊がなついたりするくらい強い力を持つ。 霊符を柊少年の胸辺りにかざし、茫洋とした瞳に光を宿す。 「ナギがあれだけ一生懸命なのは珍しくて、ちょっと私も嬉しいです。 ですから―――ナギのお願いでもあります、少し本気でいきますね」 「はい。もう思いっきりやっちゃってください。 今日一日、お嬢さまはすごく楽しんでらっしゃいました。 僕もこの犯人さんには色々とお返しを差し上げたいので。僕の分も派手に上乗せでお願いしますね」 ハヤテの少し怖い笑顔に、伊澄は優しく微笑んだ。 「ハヤテさまがそう仰るのでしたら、上乗せで。 それでは、呪者探知術式―――」 そう言って彼女はわずかに目を細め、強い口調で続けた。 「―――『襲・逆探知』」 伊澄がそう告げた、刹那。 彼女が持っていた符がまばゆいばかりの輝きを放ち、仮眠室の窓から矢のように白い光の塊となって飛び出した。 白い光矢は一直線に天を駆け、迷うことなく一点へと飛んでいき―――着弾と同時、爆発が起きた。 その光景を見ていたハヤテはゆっくりと伊澄の方を振り向き、一言だけたずねた。 「あ、あの伊澄さんっ?」 「なんでしょう?」 「爆発は、ちょっとやりすぎでは……」 「ハヤテさまの分ですよ?」 「えぇー……ぼ、僕の分ですかー。ありがとうございます」 困った様子を見せないように笑いながら礼を言う。が、その内心は複雑だ。 それは確かに派手にとお願いはしましたが周囲に被害が出ていた場合そそのかしたのは僕ってことになるんですかね、と内心ぼやいてみる。 伊澄は妖怪退治の仕事をしている間もサポートとアフターケアに電化製品メーカー並に気を使う、そういうところはしっかりものさんだ。 しかし、若さゆえにか能力にムラがあることもあるわけで。力が上手く使えなかったこともあるので、逆に絶好調すぎる時は無駄に破壊してしまうかもしれない。 ナギがマイクに向けて光を追うように言っているのを聞きながら、犯人が誰かに迷惑のかからないところにいてくれることを祈るハヤテであった。 *** ありとあらゆるものが新しい学園世界の中では数少ない、廃墟のようになった場所がある。 そこは、学園世界が成り立つ際に食料供給プラントの開発を行おうとし、その実験の廃棄処分品を一箇所にまとめた箇所。 今では完成した施設が地下にあるものの、失敗のない事業などはない。 施設を完成させるための失敗作の廃棄場。 今では廃棄された建物だけが残る廃墟の街。新しいこの世界において、人の流れのまったくない 忘れられた街(ロストメモリー)。 そこに飛んだ光の矢は、廃墟の一つを倒壊させながらその中にいたものを貫いた。 爆心地。 もうもうと粉塵舞うその中心で、むくりと立ち上がるものがあった。 くすんだ髪をなでつけて、そいつはため息をついた。 「痛いなぁ、もう……どこかの人間が爆撃でもはじめたの? まったく、非常識な……」 年の頃は14、5ほどだろうか。 人の世の常識を説くその少女は、しかし人間ではない。 侵魔。 プラーナと呼ばれる存在の力を食らうために現れる人間の天敵。 人と変わらぬ姿に見えようと、世界を飲み込む悪意の一つ。ヒトを食うバケモノ。紅い月の使者。 爆撃のような一撃を食らってなお、そいつは生きていた。 あーぁ、とぼやく。 「あー。バレないようにそこらへんたむろしてた男の子からちょっとずつもらって回復させた分が台無しじゃない。 ツイてないなぁ。せっかく組んだ術使って『あの女』を消してやろうとしてたのに、まさかあんな邪魔が入るなんて思わなかったし」 侵魔は少しだけ思い返す。 今日の『ツイてない』の極めつけである、この世界を飛び回る忌々しい人間であり、侵魔の天敵の一人との戦いを。 彼女の長い人生でも、その時ほど命の危機を感じた時はないといっていい。 この世界でも有数の権力の集中した、ある娘を消去するための術式を完成させるため、今日もプラーナ狩りに行こうとした時、そいつに出くわしたのだ。 鈍い刃金色。迷いのない目。ためらいのない行動。その全てが、研ぎ澄まされた剣のよう。 あれこそが侵魔の天敵。魔を殺す魔。ウィザードと戦ったことがないではないが、人間というものは心のありようであそこまで力を増すものなのかと戦慄した。 名ばかりが先行しているだけの小僧かと思えば、けして侮ってはならない相手であったことを痛感させられた。 その刃で貫かれた時を思い出した体の震えを否定するように、彼女は首を振る。 「……やっぱり、今のうちに確実に消しておかないとね。 まだ隠れ家になりそうなところはいっぱいあるし、はやいところ身を隠して術式の書き換えの続きを―――」 しないと、と言おうとした彼女の周囲が、急激に変化した。 深い海の底のように。夜の帳の落ちる直前の空のように。夜が明ける少し前の厳かな大気のように。 落ち着いた、深い『蒼』が周囲を埋め尽くした。 覚えのある光景に、思わず彼女は息を呑む。 当然といえば当然だ。彼女自身も扱うことのできる異能であり、知り尽くした力なのだから。 効果は隔離、名は月匣。 第八世界ファー・ジ・アースにおける魔法を扱う者の中でも、外より来たる 侵略者(エミュレイター)から世界を守る『夜闇の魔法使い(ナイトウィザード)』の魔法。 侵魔(エミュレイター)たる彼女の、天敵の扱う能力だ。 何が起きているのかわからない彼女は、体中を押しつぶそうとするようなプレッシャーを四方から受けて息をのむ。 何者か、と問おうとしても圧力のせいで声が出ない。 どんなことをしようとしても死につながるイメージが浮かぶ気がして、声一つ上げられない。 重い重い圧力を感じながら、彼女が心底思ったのは『死にたくない』ということだけ。 死なないためにはどうすればいい? この場にいれば殺される。だったらここから逃げるしかない。 逃げよう、と思った彼女が全身に絡みつく鎖のような金縛りを、死にたくないという一念で振りほどいて一歩を踏み出した瞬間。 彼女の踏み出した足の数センチ先に、深々と小型の投擲武器―――彼女は名前を知らなかったものの、俗に苦内(くない)と呼ばれる武器である―――が突き立った。 クナイはもともと工具であり、今でいう万能ナイフのような役目も果たしていた。 そのためどのような人間でも持っていて不審に思われなかったこともあり、隠れて武器を持ち歩く必要のあった職業―――乱破、要は忍者の道具というイメージがついた。 小型のクナイを投げる技は忍術において飛苦内と呼ばれ、この技を使いこなす者は相当の手練と呼ばれたという。 ―――彼女にそのクナイを投げつけた相手は、おやおや、といつもと変わらぬおっとりとした声で告げた。 「動かぬ方が身のためでござるよ。 ……という言い回しも、なんだかあんまり意味がない気がひしひしとするでござるが」 青い世界にまだ残ったままの、朽ちかけた建物の残骸の上。 髪の色と同じく、深い茶葉の色をした忍び装束に身をまとった細目の少女が、笑みをたたえたままに続ける。 笑顔ではあるものの容赦のないように見えた少女から離れようと、無意識の内に侵魔が一歩退る。 ―――それを釘刺すように、背後から新たな声がかかった。 「ですねェ。残念ながら、逃がしてあげることはできないわけですし」 あわててそちらを向けば、黒髪おかっぱ頭の娘が困ったように笑って立っている。 額には風除けのゴーグルがかけられ、肩には杖を備え付けてあるほうきがある。風除けのゴーグルがあるということはそのほうきを使って空を飛ぶ魔法使いということだ。 侵魔も箒はたくさん見てきたが、彼女のほうきと同じ型のものは見たことがない。 となればそのほうきは娘自身が作り上げた一品ものであるということで、彼女が有能な錬金術士であるという証明でもある。 ―――挟まれた、と認識した侵魔が他に活路を見出そうとした時、横合いの角から詰襟姿の緑頭の少年が現れた。 「おぉ、ホントにいた。後でアイツには感謝しなきゃな」 少年の手にはモップ。 何の変哲もないモップにしか見えないものの、よく見れば両手に何かしらの刺青のような紋がある。 侵魔には何の力があるものなのかは理解できないが、モップを手にした少年はこの異常事態のど真ん中にやってきても気負いなど欠片も見せはしない。 ならば、彼もまた何かしらの能力を持ち。その上見かけによらない修羅場をくぐっているだろうことは想像にかたくない。 ―――こきり、と関節を鳴らす音がした。そちらを見上げれば、桃色と白のセーラー服の上から紅いマントをなびかせた、腕組み仁王立ちの少女が立っている。 「ここまでしといて、タダで済むとは思ってないッスよねぇ?」 酷薄な瞳と凄絶な笑み。 格好そのものはふざけているようにも見えるが、胸のブローチから溢れるエネルギーはプラーナに換算しても異常だ。 核融合炉並みのエネルギーを起こせるようなエネルギー物質を身につけたその少女の力を侮ることなどできるはずもない。 そんなものを持った少女が、自身に明確な敵意を抱いているということに身の危険の予感が加速する。 ―――お相手を/発見ですっ!と上空からの声が響く。 「敵エミュレイターを確認。 現場に到着しました」 「お仕事なんとか終わらせて来たんだもん、いっぱい痛い目にあってもらうからねっ!」 黒髪に青黒が基調、リボンのモチーフのドレス戦闘服を身に纏い六芒星とリボンの杖を持った少女と、 銀髪に白桃が基調、白い翼のモチーフのドレス戦闘服を身につけ五芒星と白い羽の杖を持った少女。 彼女たちの持つステッキは、魔道をかじった者ならばその異常は一目で理解できる。 異界を作り、異界を繋ぎ、異界を覗き、異界を解す。その技術の結晶をこんなふざけた形にまとめたなどと、よその世界では誰が信じるだろうか。 ―――ずん、とやけに重い足音が響く。 「ふもっ!!」 『目標を捕捉。これより殲滅に移る』。ただしその言葉までは侵魔に届きはしない。 学園世界の技術をもってしても何故かボイスチェンジャーを働かせないと上手く動かない制圧戦用パワードスーツの一種。 量産化され、様々な改造機が作られている強化服『ボン太くん』だ。彼らは一様にファンシーな姿をしているものの、原典たる『彼』には他にない特徴があった。 ファンシーないでたちには似合わない左頬の十字傷は中に入っている人間と同じもの。オリジナルに乗るのは、強化服としてのボン太くんの産みの親でしかありえない。 ―――青い稲光が遠くに落ちた。 「ま、アイツの不注意も原因と言えば原因だけど。 けどね。年端もいかない子どもを遠くからネチネチイジめて悦に浸るっていうのはちょっと見過ごせないでしょ」 雷光に呼ばれたように、数瞬前までその場にいなかったブレザーの少女が倒壊した建物の上に立っていた。 遠雷の音に応じるように、青い世界に青白い光が舞った。少女の髪先から、指先へと弾けるような音とともに指先へと迸る。 ゆっくりと少女が手を開けば、そこにはまるで撃墜印のような星の描かれたオモチャのコインが何枚も握られている。 細い電光が幾筋も空を走るものの、それは彼女の力のほんの片鱗でしかない。彼女の内に秘めたその力は落雷すらも自在に操るのだから。 周りを囲むように、たくさんの少年少女たちが立っていた。 自分に逃げ道がないことは侵魔にもわかる。 彼らの力は一人一人が名のあるウィザードに匹敵すると直感的に理解していた。 しかし彼女は絶望を通りこして呆然としたところで、ふと疑問に思った。 彼らの力は力あるウィザードと並ぶ。その通りだ。しかしウィザードであるわけではない。 つまりウィザードと同じ能力を持っているわけではない。月匣を張った相手がここにはいるはずなのだ。 「誰がこの月匣を張っているのか、でありますかな?」 手に取るようにわかるでありますよ、という低めの少女の声で見透かされたように心に浮かんだ言葉を口にされた。 声にそちらを振り向けば、大きな水晶球をごとんと砕けたアスファルトの上に置いて、この月匣の主が現れる。 ―――銀のツインテールをなびかせて、ゴシックロリータ服に身を包んだ、ざくろのような赤い瞳の人ならぬ少女。 「三途の川を渡る六文銭は渡せないでありますが、冥土のお土産にどうぞ答えをお持ち帰りください、なんて言ってみるでありますよ。 ま。ウチの可愛らしい代表どので遊んでくれたお礼はきちんとしておかねばならないでありますし。 執行委員がここまで勢ぞろいで大盤振る舞いされるのもなかなかないでありますから、お土産二つ目としてどうぞゆっくり楽しんでってほしいであります」 では、と彼女は一礼し。 めったにしない芝居がかった言葉で別れの言葉を告げた。 ここは入った者を逃がさない月の匣。 囲むは世界を守り続けている守り人。 逃げ場もなく、勝ち目もなく、助っ人もない獲物では、結末など書くまでもない。 月匣に、事件の終焉を意味する叫び声が響いた。 ← Prev Next →
https://w.atwiki.jp/ggjam/
※ST稼働決定により、「内容の追加は」基本的に終了とさせて頂いております。ご理解願います。 ※誤字脱字修正、文章内表記等の改善などは気づけば行います。 【はじめにお読みください】 当wikiはギルティギアXrdのキャラクター、蔵土縁紗夢の情報wikiです。 あくまでまとめ・閲覧用途であり、他wikiのような自由編集サイトではございません。 お間違いのないよう宜しくお願い致します。 また、PC版ブラウザで見ることを想定して作成しておりますので、 スマートフォン等から閲覧への配慮は特にしておりませんのでご了承ください。 当ブロマガにおける記事内に表記されている「フレーム各種」は 紗夢に関する行動の「発生」「硬直差」「全体F」「一部の無敵F」こそ 稼働後に自分も調査分があるため様々な箇所へ使用していますが、 その他の情報は偉大なるフレーム調査者、メイ使いの「けだこ」氏のデータ (掲載サイト Simple Life:「ヨーヨーカービィ」氏 管理) を用いさせて頂いている部分が各所御座いますのでご了承ください。 その他、プレイヤーの名前が出てくる箇所は基本的に掲載許可を頂いております。 以前に一度情報の掲載許可を頂いた方々の内容に関しましては、引き続き掲載させて頂いております。 また、内容(細微な修正案件、等)によっては連絡なくサイトへ反映させて頂く場合も御座います。 上記をご了承頂けると幸いです。万が一不都合があればお手数ですがご連絡頂ければと思います。 なお、当サイトは「基礎的な仕様は把握している」ことを前提とした文章が多いです。 そちらの補完はあまりしておりませんので、ご了承頂きますよう宜しくお願い致します。 (フレームとは、硬直差とは、先行入力とは 等) 基礎用語や基礎システムに関してはリンクにもある公式wikiをご活用ください。 用語や疑問などはQ&Aを一度参照してください。 基本的に別段上級プレイヤーでもない筆者一人で調査・記載しているため、 誤植や勘違い・記載漏れ等は大いに有り得ます。(なるべく減らすようには努めます) 特に「キャラ対策」は戦術よりは「特定の技・連携への対処」を主としています。 あくまで一参考要素としてご活用頂きたいと思います。 筆者の性質として「説明が回りくどい」部分が多々あるかもしれません。 それらをご容認の上、閲覧・活用していただければ幸いです。 【履歴外の更新情報】 通常技・必殺技ページにお試し要素を追加しました。 現在キャラ対策項目を2.10版へ変更中です。要点技のヒットボックスを試験的に追加。コンボ要素を上部へ表記。 2/14 2.10変更点情報を更新しました 2017年の更新情報 11/14 メニュー項目の配置を調整しました。 9/ 8 梅喧の2HSへサイレント修正があったため、関連項目を修正しました 8/ 1 「細かいネタ等」へいくつか項目を追加致しました。 7/ 4 「各キャラ対」ページの表記差を修正しました。また、PKコンレシピを各ページ掲載しました。 6/19 「関連動画」へ一本追加しました 6/17 「vsザトー」の内容が薄すぎたので追記しました。「起き攻め」に項目を追加しました 6/13 「連携一例」「小ネタ」へ内容を追加しました 6/1 「小ネタ」へ6HSの足元無敵避けを追加しました 5/2 「情報提供者一覧」として、各記事内ではなく専用項目に紹介させて頂きました。 4/28 「逆スカコンボ」の内容をキャラ限コンボページへ統合致しました。 【ニュース】 GUILTY GEAR -STRIVE- 2021年春に稼働決定!(現在紗夢参戦発表はありません) GUILTY GEAR -STRIVE- クローズドβテストが実施されました GuiltyGearXrd REV2 ゲームセンターでオンライン対戦が可能なAPM3にて稼働中! GuiltyGearXrd REV2 CS版 2.10へVerUP! GuiltyGearXrd REV2 2.10 稼働中! 変更点詳細はこちら(公式PDF) 【関連リンク】 GUILTY GEAR Xrd REV 2 AC版公式サイト GUILTY GEAR Xrd REV 2 CS版公式サイト GUILTY GEAR Xrd REV 2 公式wiki アークシステムワークス 当WEBサイトはアークシステムワークス株式会社が権利を有する 「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR」及び「GuiltyGearXrd REV2」の画像を使用している部分がございます。 (C) ARC SYSTEM WORKS 【バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は?】 紗夢wiki管理者へ直接のご要望がある場合はこちらへお願い致します。 (名前は正式に記入していただかなくて構いません。) 名前 メールアドレス 内容